7つの光の方へ

ブログタイトル変えました

「少年たち 格子無き牢獄」を見た。

息を継げないくらいの「好き」で肺がパンパンになってしまったので、ここに書き散らして吐き出します。

あと単純にすごく感動したから、この気持ちが生のうちにメモりたくて。

ジャニーズWESTがまだ関西ジャニーズJrだった頃の舞台『少年たち 格子無き牢獄』(@大阪松竹座)を見た感想です。超個人的な感想だし偏っているのでご容赦ください。

今、個人的に「夏のWEST演技まつり」(春のパンまつりのつもり、全然かかってなかった)を開催してる。はまげちゃん主演ドラマ2本も始まることだし!と色々履修中。その流れで「数少ない淳太くんの俳優のお仕事もチェケラしときますか」と、ごくせんも見ていて。

チェケラのつもりで無防備に見ていたら若かりし関ジュ時代の淳太くんのキュート砲を真正面から食らった。

胸が苦しい。養いたい…養いたい…あーんもうそんな喧嘩辞めなよ、ウチに来たら良いよ…気づけばうわ言のように呟きながら見ていた。

前置きが長くなったけど、つまり今私は若い淳太くんにどうしようもなくめろめろ期なのです。

そんな折、幸運にも見ることが出来た『少年たち』。貸してくれたみーちゃんありがとう!!この御恩はいつか必ず返します。

※以下、当然のようにネタバレがあります。

未見かつNGの方、申し訳ありません。

未見の方、いつか観る可能性がある方、ネタバレありでも作品は楽しめるかと思います。

 

以下、ダダーーっと行く。

とにかく中間淳太さん可愛いのオンパレード、どうしたら良いんだ?身が持たない。はあああ好きだ。今の淳太くんも勿論可愛いの権化だと思ってますけど、今は大人の可愛さ、キュートな成人男性なんですよ。一方「少年たち」の淳太くんって少年なんだよね…でもよくよく考えたらこの時既に22、3歳とかか。いや成人男性やないか!じゅんじゅんにー?きゅんきゅんー!言うてる場合か。

とにかく、今の淳太くんとは違う種類の可愛いさなんだ。この中間淳太のかわいさをどう表現するか?私はこの難題の答えを見つける旅に出るのでした…(?)

まずはオープニング。心を強く持って見始めたのでまだ余裕あり。

明転から7WEST登場!出てきたったぞ感が凄い!
これは後々何度も繰り返し思うのだけど、しげがあまりにもセンターに相応しい存在感でおののいた。
細くて儚い少年。既に歯が多い!
ばど2人の演舞の後で重岡少年が出現するのだけど、天草四郎みたいな格好も相まって神童という言葉が浮かぶ。
「歩くパッション」とはまた毛色の違う、圧倒的主人公感。
濵ちゃんと淳太くんの殺陣、この舞台で1番か2番に私の好きな淳太くんの表情をするんです!
淳太くんが作りこむ濃いめの表情にいちいちグッとくる。舞台映えするんだよなあ。
オープニングはB.A.D.もBOYSも凄い存在感、覇王感で、改めて当時の4人に思いを馳せたりした。
タイトルどどんの紗幕はずるい演出です。
 
やーーっと本編の感想。

Twitterでも呟いたけど、思ったよりもアナログで泥臭い演出が多くて驚いた。勝手に、もっとキラキラとしているかと予想していたから…そしてそんな演出がすごく好きなの。

関ジュだからこそ、敢えてこういう演出なのかな…と想像。
そして男たちがわんさか出てくる感じとセリフの青さもあいまってつかこうへいを連想した。ベースは同じものをアレンジして何度もやるというスタイルも似てるっちゃ似てる。つまり、上演する年毎に出演陣や時代に寄せてアレンジを加筆修正して育って行く感じなのかなー?
な事言いつつ、つかこうへいもミュージカルや男の人たちがたくさん出るタイプのお芝居界隈に全く明るくないので、見当違いなことを言っている可能性は大いにあります。

ノローグのシーンが結構好きで。めちゃくちゃ人出てくるやん。あれ、この子見たことある!あ、リチャ!みたいな面白みもありつつ。

声変わりしてる子してない子、まだ幼い子、思春期、そういう狭間のまさに「少年」が叫んでる!という感じ、めちゃくちゃ胸に来た。

1番好きなのは

「呪ったるわ、アンタの腹から出てきたこと」

「そん中戻ってぶち破ったろか」

「母さん」

「俺を産んだ母さん」

「笑わせんなよ」

「何寝ぼけた事言ってんねん」

「アンタの元戻れって?」

「うんざりやで!」

のセリフ。

むちゃくちゃアングラ臭が…大好き…。あとこのシーンの向井康二くんがめんこい。

さて、いよいよ淳太くんの話なのですが、私は冒頭の楽曲『俺たちは上等』の淳太くんがパーフェクト最高大好きかっこいい!可愛い!という感じで全然先に進めなかった。

演じながら歌い、役として踊る姿がめちゃくちゃハマってた。チャーミングに全振り!向かう所敵無し!彼の作った「淳太(21番)」の役柄、とっても可愛くて悪ガキでちょっとズル賢いキャラクターがこの1曲に集約されている感じ。

「捕まったのはちょいと癪だけど/娑婆の方がよっぽど地獄」の中間さん、私の大好きな「あわわの口」((ᯅ̈ ))をしてる中間さんを延々見ながら死んでいきたい…。

これを生で至近距離に見てしまった人達は何故平気なのか。あ、常日頃弱毒化したものを摂取してるから免疫ついてるんかな?(中間ワクチン)

ちなみにこの曲では神ちゃんもすごく良かったあー!まだ今みたいに洗練されてなくてでもその乱暴さや茶目っ気が良くて。そして素人目に見ても抜群にダンスが魅力的で。手のフリがとっても可愛いの!

この頃の神ちゃんはアイドルというよりミュージカル子役という感じかな?とにかく目が離せない。

そして曲中に左右で照史くんと神ちゃん、のんちゃんと淳太くんが側転?バク転?くるっとするんだけど、え、淳太くんそんなんできるの?きゃー!おばちゃん知らんかったよ!と私の中の親戚のおばちゃんが出て来てはしゃいじゃった。

というか囚人役の子が数多いる中で側転選抜が後のジャニーズWESTなのがとても嬉しかったり。

『俺たちは上等』の話終わり。

あれが側転なのかバク転なのか全く別の何かなのか、有識者の方教えて。

『風の子1等賞』の演出もとても良い。疾走感と切なさがたまらない。桜吹雪ぶおー照明ばっしーんのコテコテ演出なんだけど負けてないよみんな。かっこいいよ!こういうのがあるから舞台は好き。

まだこの舞台ではツインタワーの2人は開花前夜という感じなのだけどその片鱗は随所に見えて。やっぱりツインタワーはもう既にツインタワーだったんだなあ…

ここでののんちゃんのセリフ、発声がちゃんとしてる!と感心してしまった。あのデカボイスこんな頃から育まれていたものでした…!

あと忘れたくないのが照史くんと神ちゃん。

この2人、すぐ喧嘩になるんだけど、神ちゃんが背伸びしてる感じだし照史くんすーぐ切れるしほのぼの見ちゃう。

照史くんは動きも綺麗で役柄を丁寧に作ってる印象。ごくせん同様、粗野な役柄が良くお似合いです。

そして全然負けてない神ちゃん。(喧嘩になったら負けるでしょうよって華奢さだけど…)

この2人の歌唱『Rival』がまあハイクオリティでバッチバチにやり合っていて鳥肌立った。

神ちゃんの

「ガキの頃買うてもろた、やっすいおもちゃ思い出すなあ!」

が最高にかっけーんですよ。

もうたまらなくかっこいい。この人前半、「なんでお腹すくんやろ」てニコニコしてた子なのに。

濵ちゃんの事も書いておきたい。

元々濵ちゃんの演技は好きなんだけど、既にやっぱり群を抜いて上手いとおもうんだよね…

無駄がない、いやらしさがない。

ダンスも歌も演技も。途中いじられシーンがちょこちょこあって、確かに今の濵ちゃんならそんなシーンも納得だけど、少年たちを見ている限りはそんなキャラとはおよそ信じられないくらいかっこいいんだよね。私に語彙力をくれ!

息する暇なく中間さんの話を再びします。

淳太くんって少し不思議な体の動かし方をするよなあと常々思っていて、動きの初動が早いというか「カク、スーー」という動きをする(ややこしい説明)。

例えば、ヒルナンデスでやってたフラフープ、冒険したってええじゃないかのPerfume、リア突リンボー回の怒リンボーもちょっとおかしかった。直近ではWESTん家のTPG回、チョコレート配りおじさん(中間さんとPerfumeは混ぜるな危険なんだよ)。

その動きが本作でも感じ取られてたまらなく愛おしかった。動き出しの勢いが凄いのよ。そんなに早いと腕も腰も痛めちゃうよ…。

中間さんの体の動きについては各所で研究が進められてるけど未だ解明されてない事も多くて私の今後の研究課題のひとつです。

体の中心から末端にかけて伝播してくような動きをしますよね…?あれはやっぱり手も足も長いから動きが伝わるのに時差が生じてるのかな…?不思議だ。

他にも、中間さんの「にいに」に悶え死んだり、ばどの背中のハートに唸ったり、だいぶ前から思っていた「もしかして私…浜中文一くん好きかも」って気持ちが確信に変わりつつあったりなんやかやあったんだけど、それはもう割愛します。!

とにかく最高で数日間煩い(患い)まくっていた事だけ分かってもらえますかね?

言いたい事は言い切ったのですごく満足してる。

ご清聴ありがとうございました。